【日　時】2025年10月12日（日）10:00〜

【会　場】皇子山総合運動公園陸上競技場

【結　果】
大阪市レディースFC 2 - 1 海南FC SHOUT


9節INAC神戸レオンチーナ戦から3週間が空いた今節。
大阪市レディースFCは5連勝＆2位浮上を賭け、前期対戦ではスコアレスドローに終わった相手との一戦に臨みました。

ただ、今節はケガ人や3連休の影響もあり、スタメン11人のみ控えなしのメンバー構成。また、前日練習でGKみさが出場を危ぶまれるケガを抱え、満身創痍の出場。まさに正念場のキックオフを迎えました。

いつもと違うメンバー配置、精神面の気負いから、噛み合わない前半。押し込まれる時間帯を粘り強く進めますが、28分にコーナーキックから失点。1点リードを許し、前半を折り返します。

ハーフタイムでは、①前半悪くない。勇敢に戦い逆転を目指す　②ポジション変更＆戦術的な確認。特に戦う姿勢の部分で見直しがあり、後半へ。

すると、明らかに躍動し始め、押し込む時間を増やして迎えた後半6分。サイドからのボールをゴール前で27番ささがシュート。これは惜しくもバー直撃するものの、跳ね返ったボールが相手選手に当たり、ネットを揺らす同点弾。その後、試合はどちらに転んでもおかしくない展開となりますが、大阪市レディースの選手たちは声を掛け合い、身体を張り、懸命にゴールを守ります。そうして迎えた、引き分けが濃厚に見えたアディショナルタイム6分。中盤でボールを受けた7番あやかが少し持ち運び、13番ゆりえへ絶好のタイミング、針穴を通すようなスルーパス。これをエースが相手GKとの1対1を冷静に制し、ネットを揺らす逆転弾！ほぼ最後の1プレーで試合をひっくり返す劇的な勝利。
チームは見事リーグ5連勝で、首位との勝ち点差3に迫る2位へと順位を上げました。

チームの危機への覚悟、責任感からパフォーマンスが硬すぎた前半。その強い気持ちを結果に繋げた後半。選手たちの逞しさ、立ち振る舞いが、正念場の価値ある1勝を掴み取った今節。
翌週には大阪Jグリーン堺での11節を控えます。見えた伸びしろの向上、勢いを活かして最高の準備を行い、会場へ向かいます！

引き続き、温かい応援をよろしくお願いいたします！


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