【日　時】2025年7月19日（土）17:30

【会　場】帝塚山学院大学G

【結　果】
大阪市レディースFC 1 - 1　PK戦 5 - 3 大阪学芸高校


3年ぶりとなる皇后杯関西予選への進出が懸かる大阪5位決定戦。対する相手は2年前の同大会で、スコアこそ1-2ですが完敗を喫した大阪学芸高校。全国から優れた選手たちが集まり、スタッフ・環境ともに非常に恵まれた強豪へ臨む大一番。

今大会や最近の関西リーグで良さを披露していた我々。自分たちと相手の分析を徹底的に行い、勝つための周到な準備を重ねました。前半、その狙い通りの試合プランで進みます。攻め込まれることも織り込み済みの選手たちは、落ち着いて要所を抑えます。すると、前半33分。準備した形から7番あやかが落ち着いてネットを揺らし先制！当日FW起用が決まったタレントがその期待に見事応えます。しかし、その3分後にセットプレーのこぼれ球を押し込まれ、1-1で試合を折り返します。
リードして迎えたかったハーフタイムですが、前半のパフォーマンスを続ける事、そしていくつかの調整部分を共有し、後半へ。ただ、その後半でしたが、フレッシュな選手を次々送り込む相手に対し、我々は消耗からなかなか攻め込む事ができません。終始耐える展開となり、ピンチも多く迎えますが、そこに立ちはだかったのが守護神みさでした。いくつもの絶体絶命のピンチをスーパーセーブで救い、チームに勇気を与え続けます。もちろん、ピッチにいる選手たち全員が、球際で戦い、体を張り、1歩の寄せにこだわり走り続けました。その奮闘もあり最後までゴールを守り切り、試合は1-1で終了、勝負はPK戦へ。2戦連続のPK戦となりましたが、ここで輝くのは、またも守護神。それまで止める気配を見せていた3本を終え迎えた相手の4本目を見事にストップ！一方、我々のキッカーはこちらも2戦連続すべて豪快にネットに突き刺し、試合終了のホイッスル。まさに死闘となった一戦を制し、関西予選への大阪ラスト1枠を勝ち取りました！

正直、後半は圧倒された厳しい戦いで、自分たちが目指すスタイルではなかったのは事実です。しかし、大阪市レディースFCの選手たちは要所を抑え、声を掛け続け、頭と質にこだわり、結果を得ました。その世代の優秀な選手たちばかりの大所帯を相手に、社会人の街クラブが見せた意地。大阪市レディースの選手たちが見せた素晴らしい表現と振る舞いは大きな価値のあるもの。
試合の勝ち負けや成績だけではない大切なものを少しでも発信できる存在に、彼女たちがなれれば。

この結果により大阪第5代表として、8月31日開幕の皇后杯関西予選に進みます。ただ、チームはその前に20日間のOFFでリフレッシュ期間に入ります。
心身ともにクリアにして、皇后杯とリーグ後期に向け、チーム一丸となり進んでまいります！

今後もアツい応援をよろしくおねがいします！！

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