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関西リーグ1部 9節(最終節)
【日 時】2024年11月24日(日)10:30〜 【会 場】水口スポーツの森 人工芝G 【結 果】 大阪市レディースFC 1-2 帝塚山学院大学 4月に開幕した関西リーグもいよいよ最終節。 今シーズン無敗で既に2位という順位を確定させている大阪市レディースFCは、よく練習試合も行い、昨季王者でもある帝塚山学院大学との一戦に挑みました。 昨シーズン2位で迎えた今季、それ以上の成績を収めたいという重圧やチーム事情により、なかなか自分たちの目指すスタイルでプレーできませんでした。たしかに今節まで5勝3分けと負けない戦いで一定の結果は得られましたが、その内容はトレーニング、トレーニングマッチで見せるものとはかけ離れていたのも事実でした。 これは私たちのスローガンである【楽勝(楽しく勝つ】か? そこに立ち返り、当然、相手の分析・対策は確認しましたが、順位が確定している今節は良い意味で消化試合と捉え、大阪市レディースらしくボールを繋ぎ、崩す攻撃、守りではなく奪うことを目的とした守備をすべく準備を行いました。 そうして始まった試合でしたが、序盤から相手ボール保持者にプレスがかからず容易に前進を許す場面が多く見られます。今節の対策は守備の部分であり、いつもとは違う方法を取ったため、選手の心理面でも配置でも重心が後方にかかり、彼女たちらしさが見られない時間が続きます。 ピッチ内の選手たちもベンチも修正を図りますが、失ったリズムを取り戻すには至らず、完全に相手ペースのなか粘り強く耐えるものの、流れのなかとセットプレーからそれぞれ1失点し、2点ビハインドで前半を折り返します。 ハーフタイム、たとえ大敗しようとも勇気を持って自分たちのスタイルを表現することを確認、少しの配置換えを行いました。 そこで迎えた後半、立ち上がりから本来の積極的で躍動感のある攻守が見られます。攻撃では後方からテンポよくボールを動かしながら相手を崩し、前からの守備でボールを奪いチャンスに繋げる優位な時間帯が続くと、この日誕生日を迎えた副キャプテンののかが自らを祝う得点で反撃スタート。 その後もギアを上げ、幾度となく相手ゴールに迫り、あと一歩の決定機もありましたが、ネットを揺らすには至らず試合終了の笛。 昨季と同様、シーズン唯一の黒星は、またもや帝塚山学院大学から付けられる悔しい今季最終戦となりました。 しかし、選手たちが見せたこの後半40分は、今季リーグ戦全720分のなかで、もっとも大阪市レディースFCのスタイルを表現した時間でした。 間違いなく強く実力のある相手に対し、自分たちが積み上げたものを技術的にも肉体的にも精神的にも表現し、試合内容でも優位に進めました。だからこそ、今節の前半や今シーズンの内容や表現が悔やまれます。 その手応えと課題がもらえた大変貴重なシーズンの締めくくりを糧に、来シーズンはより【楽勝】をお見せできるよう、チーム一丸となりレベルアップしてまいります! 今季の関西リーグで対戦いただいたクラブ、審判やリーグ関係者のみなさま、施設など、関わってくださったみなさまに、感謝申し上げます。 そして、今節の相手である帝塚山学院大学のみなさま、応援くださったみなさま、本当にありがとうございました。 翌週には大阪市長杯決勝リーグを控えるなど、年内は12月なかばまでチーム活動は続きます。 プレーの成長はもちろんですが、日ごろの感謝を伝える活動に励む期間となりますので、引き続き温かい応援をよろしくお願いいたします! ♪インスタグラム(公式&選手アカウント)もご覧ください♪