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【TOP】関西リーグ1部 4節

【日 時】2024年5月26日(日)14:30〜

【会 場】ベイコムフィールド西宮浜

【結 果】
大阪市レディースFC 0-0 FC大阪CRAVO


女子大阪ダービーとなるリーグ4節は、攻撃の核が大怪我から9ヶ月ぶりに復帰すること、期待の新星のデビュー戦、今季から加入した2人の古巣対決、そして、急な悲しみのなか強行出場する仲間への想いなど、大阪市レディースFCにとって、とても多くの意味を持つゲームとなりました。

試合開始から強度高く、アグレッシブに相手陣内を支配し、惜しい場面は作るものの、前半を0-0で折り返します。
風下で迎えた後半、それまでの40分に欠けていた繋ぐ部分を強調しますが、崩しの質不足や決定機を逃すなど、得点を挙げられず。
試合を通して相手シュートを2本抑え、終始優勢に試合を進めたものの、スコアレスドローで試合終了となりました。
我々にとって特別な試合で見えた“らしくなさ”は、今シーズンずっと抱えるそれのなかでも、一番のものでした。
ほとんど相手陣内でプレーし、ボールを握っているにも関わらず、縦に早すぎる単発&単調な攻めが今節も見られ、得点や効果的なフィニッシュに結びつきません。
今季、“負けられない”という重圧が、ミスを恐れ、自分たちが普段から取り組んでいることを表現するブレーキとなっている、心理面の部分も否定できない印象。
「勝つ」ことは重要ですが、まず大阪市レディースFCらしくプレーし、「楽しく」の部分を、この手痛い引き分けを教訓に、いま一度、チーム全員で取り組むことが今後の成績を考えても欠かせません。
ただ、この日見せた選手たちの強度や逞しさ、そして姿勢。
また、スタメンでデビューを果たした新星の可能性を感じさせるプレー、復帰を果たした攻撃の核が30分以上もピッチに立てたことなど、今後に繋がる明るい材料があったのも事実。

3勝1分けで暫定首位に付ける次節は、同じ勝ち点で並ぶ相手との首位攻防戦となります。
らしさを取り戻し、チームの底力を見せるべく、チーム全員で準備して挑みます。

対戦相手のみなさま、応援にお越しくださったみなさま、本当にありがとうございました!


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