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関西リーグ1部 7節

【日 時】2024年9月8日(日)12:30〜

【会 場】水口スポーツの森 陸上競技場

【結 果】
大阪市レディースFC 1-0 SASAYURI FC SHIGA


夏の中断期間から2カ月ぶりに再開となったリーグ7節の相手はSASAYURI FC SHIGA。
現在まで4勝2引き分け、首位ディアブロッサ高田と勝ち点4差の2位につける大阪市レディースFCは負けられない戦いへ、「観客1000人プロジェクト」を開催する相手の地元、滋賀水口スポーツの森陸上競技での開催に臨みました。
舞い戻った酷暑、リーグ中断再開直後、そして約500人が入った完全アウェー会場と難しい条件に加え、チームの状況面でも簡単ではなかったなか迎えたキックオフ。
今節への対策として取り組んでいた形を中心に決定機を幾度も作り出し、いつ得点が生まれてもおかしくない上々の立ち上がりを見せますが、やはり公式戦ブランクから来る硬さと相手の好守にも遭い、ことごとく先制チャンスを逃してしまいます。
それでも、この日はピッチ・ベンチからも非常に前向きな雰囲気があったことと11人全員の強度・速度が伴った切り替えで相手にチャンスらしいチャンスを作らせず優位に前半を終えます。
ハーフタイムのロッカールームでも選手間の議論は具体的かつ活発で、若干の修正・配置変更を行い後半のピッチへ。
後半も同様の展開が続き、少しずつ嫌な空気になりかけたクーリングブレイク直前の後半17分。
相手を押し込んだ展開のなか、後半から1つ位置を下げた3列目の7番あやかがフリーランニングから相手ゴール前に走り出し、こちらも後半から右SBに入った高校生32番しおりがそれにドンピシャで合わせる絶妙なクロス、ゴール前で完全フリーとなったあやかが頭で合わせ、欲しかった先制点!
数日前のサムライブルー前田大然選手のゴールリプレイと見間違うような、見事な形でチームに安心をもたらします。
その後は相手も攻勢を強め一進一退、ピンチもありましたが、守備陣を中心とした粘り強い守りも見せアディショナルタイム9分を含め相手にゴールは割らせず試合終了。
ピッチの表現はもちろん、なにより準備期間や試合前ロッカールームの振る舞いにもたくましさと、成長の跡を見せた選手たちを心から誇りに思えた今節。
これで今季リーグ5勝2分けとし、残すは首位直接対決ふくめ2試合となりました。
勝ち点3・成長の足跡、そして伸びしろも見せる大阪市レディースFCの選手たちへ、今後もより一層のご声援をよろしくお願いいたします!

SASAYURI FC SHIGAのみなさま、応援にお越しくださったみなさま、本当にありがとうございました!


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